工業製品としては・・・でも乗ったらハマる

レビュー情報

メーカー/モデル名アバルト / アバルト・595 (ハッチバック) アバルト595 コンペティツィオーネ_RHD(MT_1.4) (2017年)
乗車人数1人
使用目的レジャー
乗車形式マイカー

総合評価

おすすめ度4
満足している点FIAT500ベースなのでなんとも可愛らしい外見。
コンペティツィオーネはそこに「ヤル気」を追加した外見なので、可愛いカッコイイ?感じです。

内装は価格からすると若干残念?な点もあるが、コンペティツィオーネは専用装備が多く、カーボンシェルシートやカーボンインサートが入ったアルカンタラのハンドルなど、そこそこ満足度もある。

コンペティツィオーネ標準のレコードモンツァマフラーはかなりの爆音なので、近所迷惑が気にならない人以外は夜間早朝は気を使います。
が、回したときの快音は病みつきになりなるので要注意。

その他、「ここが好き!」と言葉に表記できないような『何か』があります。
試乗時にニヤニヤした自分に驚きつつ、結果サインした人は少なくありません。
こればかりは乗ってみないと分かりませんが、「乗ったら最後」とも言うので気になる方は乗る前によく考えて試乗する必要があります(笑)

基本的には、MTのターボ車をこのサイズで遊べるというのが既に希少かなと思います。
高性能スポーツカーはたくさんありますが、「速すぎ、デカすぎ」では味わえない楽しさは595ならではです。
今後のクルマ業界の行く末を考えても、こういうのは今のうちに楽しんでおくのが良いと思っています。
不満な点無印595と比較すると、足回りの味付けがガッチガチなので、無印を買って仕上げるか、コンペを買って足回りからボディ補強してどうにかするか?
というレベル。

ヘッドライトスイッチに「ポジションランプ」という概念が無い。
ONまたはOFFしかない。

ウインドウスイッチがシフトノブの周りにありますが、これはいまだに慣れない・・・
毎回、右ドアのほうに手が行ってしまいます。

ノーマルモードの低回転がスッカスカ過ぎる。他のクルマのエコモードよりも。
踏んでも全く前に進みません(笑)

最小回転半径。
たしか5.4m?Dセグセダン並みです・・・
故に車庫入れなどは地味に面倒です。

アレコレ細かい部分が目についてディーラーに伝えても、「イタリア車なんで」と片付けたりする(笑)
ディーラーもイタリア品質だと思った方がいいですね。

試乗レベルでは分からない部分も多く、自分の納得が行く状態に持っていく、という前提で買わないといろいろ後悔する(笑)
総評工業製品として普通に「イイ車」が欲しい人はドイツのほうが余程満足できます。

たとえ新車で買ったとしても、そこからダメな部分をいろいろ手直ししつつ、苦笑いしながら満足できるMっ気が必要です。

しかし、そこを乗り越えられる人は、日本車やドイツ車では得られない満足感に浸ることができます(笑)

項目別評価

走行性能☆☆☆☆☆無評価
コンペティツィオーネはシリーズ3の後半から180馬力になり、ひとまずはこれで満足できると思います。

慣れてきたら、それはそれでやることたくさんありますし、アフターパーツも潤沢です。

純正のKONI足は硬すぎますが、それなりの速度で走ると良さも出てきます。

ブレンボがフロントに入っていますが、薄くブレーキかけるときは結構鳴くのでパッドは必要に応じて交換ですね。
乗り心地☆☆☆☆☆無評価
お世辞にもいいとは言えません。

スポーツグレードに仕立てた割にはいろいろなところのセッティングが雑なので、あとから自分好みに手直しするのも楽しむ、くらいで付き合うべきですね。

フロントのスタビライザーリンク、リバウンドストップラバーはかなり効きます。
あとはボディ補強関係が有効かなと思います。
積載性☆☆☆☆☆無評価
ありません(笑)

ハッチバックの中でも少ない方でしょう。
リアゲートが寝ているので仕方ありませんね。
燃費☆☆☆☆☆無評価
目を縦にして走っても10は割りませんが、他のオーナーさんより自分のクルマは悪いようで、平均12くらいです。

その他

故障経験買ったばかりなので特にありませんが、納車時からフロントワイパーはバリバリ鳴ります。
これはブレードのRがキツ過ぎるためで、純正ブレードの設計が雑なのかなと(笑)

(整備手帳を参照してください)

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