【アバルトアバルト・595 （ハッチバック）パーツレビュー】PIONEER / carrozzeria FH-9400DVS

評価：5

これまでカーナビは車載のものを使うクルマが多かったのですが、今回は久々にカーナビを購入しようかとネット徘徊。

サイバーナビの動作がモッサリしているとの評判から、楽ナビかな～と思っていたところ、コチラの商品が目に入りました。

AppleのCarPlay、AndroidAutoが使えます。
つまりカーナビという商品ではなく、２DINデッキなので、価格.comなどのカーナビカテゴリには出てこない、メーカーもそれほど頑張って売り出していない模様。
このあたりは興味ある方はググって見るといろいろ事情が分かって面白いです（笑）

さて、僕自身は2008年からずっとiPhoneを使ってきているのですが、CarPlayの評判がイマイチ。
その理由は主に
１：マップがApple純正のしか使えない
２：動作がカクカクして使い物にならん
３：使えるアプリが少なすぎる
といったものでした。

１：特にナビとして使うにあたってGoogle Mapが使えない、というのは割と致命傷ですね。
AppleのMapはダメアプリの代表みたいに揶揄されることも多いので、マトモに使えるのかかなり不安でした。
が！
次期OSではサードパーティ製Mapアプリが使えるようになります、すでに公式サイトでも告知されています。Google Mapも含まれますので、この問題は早晩解決予定。

２：これは使用するスマホに依存するというのが原因のようです。
ここが理解できない、知らない方は「CarPlayヌルサクしないじゃん、イライラ！」となりますが、お使いのスマホが古い端末だとそうなってしまうのですね。
そこそこ新しいiPhone（Android端末）であれば問題なく動きます。
多少は発熱しますので、画像の右側のようなところにスマホを置くと良いですね、Map使用時にも表示されますし。

３：運転時にそんなにいろいろ使えちゃうと、逆に危ないんでは（笑）
なので基本的に電話、地図、音楽だけ使えれば十分だと思うんですよね。

ちなみにこのデッキ、TVチューナーは付いていませんのでテレビは観られません。
僕はクルマでテレビ観ないので不要なのですけど。

さて使用感ですが、想定よりもかなり満足度高いです。
【ナビ】
Mapアプリも現時点ではAppleのものですが、問題なく目的地にたどり着けます。
また、カーナビと比較したときの最大の利点は常にMapが最新である、という点です。
カーナビは年次更新が必要ですが、更新プログラムが発売された時点で、その地図ってもう最新じゃなくなってますよね（笑）
特にオリンピックまではいろいろな道路も増えるでしょうし。
そんな地図の更新にお金と時間をかけるのは、どうも腑に落ちない・・・
という意味で、Google Map（ともしかしたらYahooカーナビ）が使えたら結構無敵なんじゃないかなと思っています。
Androidユーザーの方はGoogle Map使えますので、すでに無敵です（笑）

メーカーはきっと、今まで頑張って開発してきたナビを捨てられないのでしょう。
確かにカーナビは各社ルート案内など頑張っていると思いますし、地図の見やすさやルート検索アルゴリズムなどは素晴らしいと思います。
ただ、「目的地にたどり着く」という用途において、本体にそれなりの金額を払って、さらに毎年古い地図をお金を払って更新するというのは、今の時代には則していないと思わざるを得ません。

【オーディオ】
純正デッキがショボかったので比較するのもアレですが、変えただけで音質アップします。
さらに、EQやタイムアライメントもついているのでやる気ある人は自分好みに追い込むことも可能です。
僕はiPhoneに入れる音楽はできるだけ圧縮しないで取り込んでいるので、そのままの状態で再生できます。
さらに！AmazonMusicがアプリで使えます。
AmazonMusicのプレイリストを垂れ流しにできるのは、これはこれですごく楽しいです。

【デッキの設定】
イルミネーションの色合いとか画面表示など、様々な設定を変えることができます。
クルマのボタンで使われているカラーに揃えると一体感もでますね☆

【総評】
あまり知られていない商品のようですが、普段スマホを普通に使っている方なら、この商品の便利さは実感頂けると思います。
値段もカーナビの半分程度ですし、結構強烈にオススメです（笑）

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