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今回の整備手帳は注意喚起の意味合いです。
結果として整備は失敗に終わりました。
2017年2月にデビューした595のシリーズ4は、エアコンの冷媒規格?がHFC134ではありませんので、注意が必要です。
MarkTさん、みやんRさんお手数おかけしました(汗)
今年の夏は酷暑でした。
忘れていたのですがワコーズPACを導入しようとしたのが7月末。
とあるショップ(みんカラでもよく見かけます)に問い合わせると「PACは年内手配も難しいかも」との回答。
冬には必要ないので(笑)、自分でなんとかすることにしました。
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先輩諸氏の整備手帳を見ていると、この手のチャージホースで、ちゃんと注意して作業すればDIY可能な模様。
PACとホースを手配して作業に取り掛かりました。
取り掛かった図が画像一枚目。
しかし、どう頑張ってもクイックカプラが固定できません。。。
なんで!?
と小一時間格闘するもどうにもならず、師匠二人に加えてIORI Aさんにも間接的にアドバイスを頂きながら別のホースを手配。
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クイックカプラの形状が問題なんでは?ということで、
右:最初に買った一般的なカプラ
左:後から買ったストレートタイプ
カプラ内部のピンなどは一見同じような感じですが、これで試してみました。
結果、どちらも車両側に固定することはできませんでした!!!(泣)
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PACは画像のようなエアコンの低圧側カプラに接続して注入します。
ですがどうやっても固定できないのは、このカプラの形状が異なるからでした。
(300のイベントでFSWに行った際にみなさんとワイワイやって判明(笑))
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一見見ただけではどう違うのか?は少なくとも僕はわかりませんでした。
そして先輩方の過去の整備手帳を参考に資材を手配したわけです。
僕はエアコンのことはそれほど詳しくは無いのですが、ガスの規格がここ最近で変わっているらしく、今までは「HFC134a」というものでしたが、これは地球温暖化係数が高いとのことで欧州やアメリカでは自動車に使用するガスは新しいものに変わりつつあるそう。
みやんRさんによると、僕のアバルトはこの新しい規格「HFO1234yf」になっているのでは?とのことでした。
これが正しければカプラの形状も異なり中のガスも全く別のものが使われていることになります。
調べていたら出てきました。
東海地区のDさんがブログにしています。
http://nishi-nagoya.fgaj-dealer.jp/abarth/blog/?date=20170219
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つまりこのセットは、ホースの形状もNGですし、PACも134用なので不適合となります。
カプラの形状が異なるのは、誤った冷媒を入れてしまわないように、ということなんでしょうね。
ということで、みやんRさん、MarkTさん、IORI Aさん、ご協力いただきありがとうございました、お陰様でシリーズ4以降のアバルト595(FIAT500も?)は新しい冷媒で地球温暖化対策に貢献していることが確認できました(笑)
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