【アバルト アバルト・595 (ハッチバック) DIY】【動作動画有】VIPER 3105V取付

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カーセキュリティはこのVIPERやHORNET、CLIFFORDなどが知られていますが、どれも米DEI社の製品です。

もともとはアバルト(フィアット)のリモコンが飛距離短すぎて辟易していたもので、それの対策も兼ねてアラーム取付を目論みました。

アラーム(=セキュリティ)の取付は、ある程度クルマの電装関係が分かる方なら、ゆっくりじっくりやれば可能かとは思いますが、昨今のクルマには様々な配線が張り巡らされています。
適切な結線が見つかる以前に、触ってはいけない線もあったりしますので、くれぐれも自己責任でパズルを楽しめる方にオススメします(笑)
心配な方はプロに任せるのが安心ですが、DIYは自身で試行錯誤するのが目的の半分なので、難しいところですね☆

僕はその昔このあたりの電装に関連することもやっていたので、懐かしみながら攻略を楽しみました~

さて、今回は1WAYのシンプルなシステムにしてみました。
VIPERには主に
・シンプルモデル
・エンジンスターター付モデル
があり、それぞれ普通のリモコンだったり液晶リモコンで双方向通信ができたりするモデルがいくつかあります。

今回購入したのは3105V。3400Vと機能はさほど変わりませんが、アンテナの飛距離(コレ重要)と本体内蔵リレーなどが異なります。

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取り付ける部品と配線です。
配線は
・メイン:12本
・ドアロック:2本
・アンテナ:7本
といったところでしょうか。

不要な配線もあるので適宜除去していきますが、車両側のどの線にどれをつなぐのか?というパズルです(笑)

昔は「1本あたり基本工賃4000円」なんて言われていました^^;

ちなみに本体にはショックセンサーが内蔵されているので、車体の振動を拾う場所にマウントしないと車体に衝撃が加わっても発砲しません(汗)

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ちょっと話が前後しますが、僕の年式のアバルト595(及びFIAT500)はドアロックが少々特殊です。

おそらくマルチプレックスという形式かと思います(もしかしたら「5ワイヤ」かも)。
ロック・アンロックの指示を出す信号が1本の配線で制御されています。
(ロック・アンロックでドア側から信号が出る線はこのシステムでは適用できないようです)

セキュリティからロック・アンロックの信号はそれぞれ別に出てくるので、写真のような5極リレーを2つ使って信号の制御をします。

VIPER本体を買うときに、このあたりの配線情報を持っている業者から購入すると配線図が付属してきますが、少々ややこしいので気になる方はDM頂けたら多少はサポートできるかもです。

リレー2個に加えて、470Ωの抵抗、ダイオード2本も別途必要です。

ダイオードについては、このクルマはドアトリガー(ドアが開いたことを感知する線)が左右別なので、それぞれの信号をアラーム本体に入れますが、そのまま抱き合わせると運転席と助手席の線が繋がってしまうので、そこを隔離するためにダイオードをそれぞれかませる形です。

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リレーの下ごしらえ。
この手の作業はクルマに行く前に部屋で行っておいたほうが楽です(笑)

赤:12V
灰:ロックのほうだけ470Ω抵抗つけてそれぞれアース
橙:車両ドア側
黄:車両BCM(コンピュータ)側
黒:橙を出したリレーの方がアラームのロック線、黄がアンロック線

文字にするとややこしすぎます!
ドアロックのリレー制御だけでそこそこ楽しめました(笑)

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さて、気を取り直して・・・

サイレンは水に濡れなくてよく響く場所が基本ですが、どこに設置するかは皆さん内緒です。
というのも不審者が来てアラーム発砲しても、サイレン切られちゃったら終わりだからですね~

基本的にはエンジンルーム内またはタイヤハウス内だったりしますが、僕がどこに設置したか?はやはり内緒です(笑)

ちなみにサイレンはバッテリが切られても充電された電池で駆動するものや、車内用に別途取り付けたりもします。
センサー類も傾斜センサー(ホイール防犯)やピエゾセンサー(ガラス防犯)なども追加できるので、適宜カスタマイズできるのは便利です。
もちろんボンネットセンサーも追加できます。

僕のVIPERに何が追加されているかも内緒です(笑)

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参考までに、メインの12ピンはこのようにして不要な配線を抜いてしまいます。

何がどの線か?は本体を購入すると説明書が付いてくるはずなので割愛しますが、これも必要あれば個別にご連絡ください^^

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今回はせっかくなのでVOICE(516U)もまとめて組みました。

アラームのON-OFFや警告時などに喋ってくれます。
516Uは基本モデルなので選択肢が
1:VIPER英語
2:VIPERスペイン語
3:SYSTEM英語
4:SYSTEMスペイン語
しかありません。

ひとまず3番で設定しました。
本体にボリュームもあるので好みの大きさと言語に設定できるのは便利ですね☆

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VOICEは場所によってはちょっと恥ずかしいので、VOICEのみON-OFFできるようにスイッチを増設しました(右側)。
(左の赤スイッチはオートライトのスイッチ)

これでVOICEをOFFにすると、アラームのチャープ音のみ鳴ります。

趣味の範疇でのんびりやりましたが、
・車両側配線を見つける
・サイレンなどの設置
・結線
を細かくステップ分けしていけば、そこそこの難易度で楽しめるDIYかなと思います(笑)

ちなみに手元にスキャナー(VS4000)が余っていたのでダッシュボードに設置しました(映像参照)。

セキュリティとしての効果の程は別として、リモコンの電波が純正比7万倍になったのでメチャクチャ快適です(笑)

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